修論を書きました

修論を書いたのでざっくり内容を紹介します。<br> 研究内容は SNSデータからメンヘラを予測する です。
ツイッターのデータからツイート主がメンヘラかどうかを予測します。<br>

内容

修論の内容としては、今までしっかりした解釈のなかったメンヘラについてまとめ、メンヘラカルチャーの中でも特に病み垢について取り上げ、「#病み垢さんと繋がりたい」とハッシュタグについて注目しました。<br> 「#病み垢さんと繋がりたい」を使ったことのある人をメンヘラとみなしてツイートを収集して、日本語のランダムなツイートの中からメンヘラのツイートを見つけ出すことを目指しました。技術的なタスクとしては2値分類で、それを複数のモデルで比較して評価するという単純な内容です。<br> 先行研究にはオンラインでの精神疾患の予測をする研究を参考にしつつ、社会学系の論文を多く参照したことが他の研究と比べてがんばったポイントかなと思います。

さいごに

大学3年から修士2年まで自分が取り組んできたことの集大成感があって、この内容にしてよかったなと思います。<br> それと、情報処理学会でも発表させていただきました。初めての学会発表で緊張しましたが、たくさん質問いただけてよかったです。<br>

謝辞

修論の謝辞は無難なことしか書かなかったので、個人的なバージョンをここで書きます。<br> 本研究を進めるに当たり多くの方にお世話になりました。 大学4年の頃にコードもまともに書けない私に1からPythonと機械学習の実装を教えてくださった前インターン先のメンター、大学院つらいって言ってるときにいつも話を聞いてくれた方々、よくメンヘラについて議論してたメンヘラテクノロジーのみなさん、息抜きにゲームしてくれたスマブラ界隈のみんな、振り返ると本当に多くの方に助けてもらったなと思います。 最後に、テーマの着想も含めて研究の相談に乗ってくれたらんらん(@pascarrr)からの影響がとても大きかったと思います。<br> みなさんありがとうございました。