2021.05.30

アプリ一括管理ツール6種比較してみた

アプリ一括管理ツールとは

TweetdeckとSlackとDiscordと...って開いているとブラウザのタブが溢れたり、それぞれ個別のアプリケーションとして立ち上げていると切り替えが大変になったりと不便なので、よく使うウェブアプリは一括で管理したい!っていう人のための統合ツールです。
ショートカットで任意のウェブアプリに一撃で飛べるのでアプリの行き来が早くなります。<br> 今までFranzを使っていたのですが、痒いところに手が届かない感じがしてきたので別のツールを使いたくなっていました。そこで、移行先を探す中で比較したものを書きます。

比較してみた

今回比較したものはこの6種類です。

  • Franz
  • Station
  • Stack
  • Sidekick
  • Rambox
  • Biscuit

それぞれ触ってみた感想を書きます。

Franz

今まで使っていたものがこれです。<br> franz_scene<br> 対応しているアプリは少なめで、googleログインが必要なツールが使えないのが弱点。TweetdeckとSlackとDiscordは対応しているので最低限は満たせていますが、他にも登録したくなってきたのでFranzから卒業しました。

Station

対応しているアプリは多く、複数のアプリを登録することができますが、Station内で同じアカウントが使用されます。そのため、別アカウントで管理したいアプリが2つ以上ある(例えばTwitterを2つ置いておきたい)ときに使い分けることができません。

Stack

中身はほぼブラウザなのでStackに用意されていないアプリも登録することができます。この時点で優勝のような気がしますが、Stackの一番の良さはカラムという概念があることです。
生産性ツールの紹介エントリでも書きましたが、1つのタブに複数のアプリを並べることができるため、同じslackのワークスペースを2つ並べることができます。<br> stack_twin_slack<br> これでチャンネルの行き来をすることなく、開発チームのチャンネルとバグ報告のチャンネルを同時に見ることができます。
これはslackあるあるだと思うのですが、あるチャンネルで話している最中に別のチャンネルで緊急の通知がきたのでその返信を先にしたら、前の会話に戻り忘れて返信し損ねる、みたいなことも減りました。

Sidekick

Chromeのように横向きにタブが展開でき、縦向きにウェブアプリを固定できます。さらに、デフォルトWebブラウザとして設定できるので実質Chromeみたい。1つのブラウザで完結したい人におすすめ。<br> sidekick_scene<br> 自分はウェブアプリを管理するものとブラウザは分けておきたいので、結局Franzと同じになる気がしました。けど可能性は感じるのでまだ自分が力を引き出せっていないだけかもしれない。

Rambox

登録できるアプリが特別に多いわけでもなく、使い方がFranzと同じ感じになる気がしたので深く触ることなくスルーしてしまった。

Biscuit

追加したアプリを仕事用とか個人用とかでグループ分けできるのが便利そうでしたが、現状その使い分けはしなさそうなのでしなさそうなのでメリットを享受できなさそうでした。また、Hotkeyが貧弱なのも弱点です。

選ばれたのはStackでした

いろいろ触った結果、今はStackに落ち着きました。
やはり1つのタブに2つ以上のアプリを並べられることが決め手です。Youtube Musicや、タスク管理に使っているClickupも置いておけるのも非常に便利です。<br> 外部モニタにつなげているときはStack、MacBook単体で作業しているときはSidekick、というように使い分けていくのもありかなと思いました。